「腰痛にはこのツボ」のような記事を目にします。
症状がたまたま一致すれば良いですが、万人に効果があるわけではありません。
なぜなら、痛みの原因は人それぞれ異なるからです。
例えば腰が痛くても、脚をマッサージすることがあります。
関係ないように感じても、一つ一つの手技に意味はあります。
僕は患者さんへの説明にこの人体模型を良く使うのですが、言葉の説明だけではわかりにくいことも、人体模型でイメージしやすくなります。
人体模型をちょっとだけ改造
たぶんですが、筋肉が伸び縮みする人体模型は販売されていません。
でも筋肉によって関節が動く様子をイメージできると、カラダの動きがわかりやすくなります。
だから骨格模型をベースに、自分でゴムのロープを張り、筋肉の目安になるように張り巡らせています。(こういう細かい作業好きなんです)
本物の筋肉のようにゴムの張力があるので実際に座ることができます。
ロープの色分けはカラダを捻ったときの筋肉のラインを表しています。
今まで人体模型は5体くらい作りましたが、作るたびに発見があります。
今回も呼吸する時のお腹の筋肉と肋骨の動きの関係がわかりました。
一つ前の人体模型はゴムが劣化して伸び伸びでしたが、新しくなって久しぶりにスッキリしました。