院長の独り言

人体模型に筋肉を張っていこう

人体模型に筋肉の繊維を張りました

「腰痛にはこのツボ」のような記事を目にします。
症状がたまたま一致すれば良いですが、万人に効果があるわけではありません。
なぜなら、痛みの原因は人それぞれ異なるからです。

例えば腰が痛くても、脚をマッサージすることがあります。
関係ないように感じても、一つ一つの手技に意味はあります。
僕は患者さんへの説明にこの人体模型を良く使うのですが、言葉の説明だけではわかりにくいことも、人体模型でイメージしやすくなります。

 

人体模型をちょっとだけ改造

たぶんですが、筋肉が伸び縮みする人体模型は販売されていません。
でも筋肉によって関節が動く様子をイメージできると、カラダの動きがわかりやすくなります。
だから骨格模型をベースに、自分でゴムのロープを張り、筋肉の目安になるように張り巡らせています。(こういう細かい作業好きなんです)

人体模型

本物の筋肉のようにゴムの張力があるので実際に座ることができます。
ロープの色分けはカラダを捻ったときの筋肉のラインを表しています。

今まで人体模型は5体くらい作りましたが、作るたびに発見があります。
今回も呼吸する時のお腹の筋肉と肋骨の動きの関係がわかりました。

一つ前の人体模型はゴムが劣化して伸び伸びでしたが、新しくなって久しぶりにスッキリしました。

筋肉を張った人体模型
ABOUT ME
りんご治療院 院長 奥村
鍼灸整体師  元プロスキーヤーの経歴を持っています。人間の動作を追求し、怪我の予防、動作改善、リハビリなど幅広く対応可能です。 厚生労働大臣認定国家資格 はり師 第148037号 きゅう師 第147801号 FMS Level Ⅱ(Functional Movement Screen:身体の連動性や癖を評価して動きを改善する) SFMA Level Ⅰ(Selective Functional Movement Assessment:動きから疼痛の原因を評価するテスト)