首・その他の症状

良い姿勢は意識して作るものではない

良い姿勢とは?

こんにちは。名古屋市名東区にあるりんご治療院の奥村です。

宝塚の人を見ていると、ピンと背筋が伸びて清々しさを感じますね。良い姿勢とは一般的に背筋を伸ばした姿勢のことを指します。

しかしテレビなどを見てリラックスすると、いつの間にか背中が曲がって楽な姿勢に変わっていませんか?

背筋を伸ばして良い姿勢を心がけるとなぜか疲れやすく、人によっては痛みもでてきます。

良い姿勢が苦痛って何か矛盾してますよね。

良い姿勢を意識すると疲れます

背筋を伸ばそうと意識すると右図のように反り腰になり骨盤が前傾する

 

一般的に良い姿勢と言いますと、背筋をピン伸ばしてまっすぐ立つ方が多いと思いますが、その姿勢は筋肉を緊張させてしまいます。

日頃から背筋を伸ばしていない方は筋肉がそこまで強くないので、長い時間背筋を伸ばし続けると筋肉は疲労して固まってしまいます。

そして背筋を伸ばすのに必要な腰の筋肉が疲労すると、腰が反るような態勢になります。すると骨盤は前傾してしまい、その傾きが上半身に連鎖して頭は前に倒れ込みます。

頭が前に倒れ込むとその重さが首にぐっとのしかかり、肩の周りの筋肉が総動員されて首を支えようとします。

こうしていらないところに筋肉が使われて全身が疲れてしまうんですよね。

 

背筋を伸ばして胸を張ると動きにくい

ランニング

上は短距離走の写真ですが、皆さん適度に前傾姿勢をとっています。腰を反って走る人はいらっしゃいませんね。

フォームを意識して反り腰になってしまうことは、多くのスポーツで良いとされません。
意識して背筋を伸ばすより、肩の力を抜いてリラックスしている方がすぐに動けます。

すぐに動ける姿勢は全身が連動するので、動きやすい姿勢です。

 

良い姿勢とは

無意識で姿勢を管理

姿勢とは個人のカラダの機能や適応能力が反映されたものです。
例えば、動きの悪い関節をかばうような姿勢をとることも適応能力です。

姿勢は脳がコントロールしているので、単純に筋トレやストレッチで改善されるものではありません。効果が見られたとしても一時的なものです。

正しい姿勢とは身体的にも精神的にも良い状態なので、無意識であるべきです。

重要なことは、「形ではなく、同じ姿勢を長く続けない」ということを意識することです。

 

ベルトで姿勢矯正

姿勢を改善するために矯正ベルトを使う場合は、背中などを固定するものよりも、腰痛ベルトをお勧めします。

腰痛ベルトは歯の矯正のようなものです。
正しい付け方で骨盤の歪みを補正することで、腰の関節と噛み合わせが良くなります。
それによって全身が連動して正しい姿勢へ導きます。

立ち仕事や長い時間歩くと痛む方、また良い姿勢を意識している方は反り腰が多く見られます。

腰痛ベルトで骨盤の歪みを補正することで背中の筋肉の負担が軽くなり、反り腰が改善できます。

りんご治療院でも一人一人の症状に適したベルトをご用意していますので、ぜひお尋ねくださいね。

 

姿勢のお悩みなら名東区のりんご治療院へ

営業時間
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名古屋市名東区のりんご治療院では、針・鍼灸・トレーニング・サポーターなどを使い複合的に患者さんの症状に合わせた治療を行います。

生活水準を今よりも引き上げたい方、スポーツで怪我をする前のレベルまでの復帰を目指している方、健康維持が目的の方、それぞれの目的にあった治療方針をご提案しますのでぜひお問い合わせください。

 

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ABOUT ME
りんご治療院 院長 奥村
鍼灸整体師  元プロスキーヤーの経歴を持っています。人間の動作を追求し、怪我の予防、動作改善、リハビリなど幅広く対応可能です。 厚生労働大臣認定国家資格 はり師 第148037号 きゅう師 第147801号 FMS Level Ⅱ(Functional Movement Screen:身体の連動性や癖を評価して動きを改善する) SFMA Level Ⅰ(Selective Functional Movement Assessment:動きから疼痛の原因を評価するテスト)