首・その他の症状

テニス肘の予防と対処方法

テニスエルボーの治し方

2020こんにちは。名古屋市名東区りんご治療院の奥村です。

当医院の周辺には比較的テニスコートが多いのですが、そのためテニスで怪我をされた方のご来院がとても多いです。

テニスは見た目通り運動量が多いので体の負担が大きく、過度な練習はテニス肘や腰痛などが起こりやすいのですが、テニス肘に大切なのは早期発見、早期治療です。

どうしてもテニスをしたい中毒の方以外は、ちょっと痛いなと感じたときに休む勇気も持ちましょう!完全休養に勝る治療方法はありませんが、今回の記事を参考にケアをしてください。

テニス肘(テニスエルボー)を誘発する原因

テニス肘

テニス肘はその名の通り、肘の外側又は内側が痛む症状です。

部位によってゴルフ肘、野球肘などいろいろな呼び方もありますが、どの症状もあくまで特定の部位が痛みやすいと言うだけで、実際には肘の外側・内側ともに痛みはでます。

テニスの場合ですと、バックハンドボレーなどで、手首を立てた状態でボールを打つと肘が痛みが走ることが多いです。なぜ手首を立てて打つと肘に痛みがでるのかというと、手首の筋肉は肘から始まるからです。

そして手首を動かすときに、手首と肘の真ん中の筋肉が縮みます。そのとき骨にくっついている腱が引っ張られます。

腱は硬くてほとんど伸びないので、強い力で筋肉が縮むほど腱が引っ張られて痛みを感じます。ちなみにテニスエルボー用のサポーターが効果があるのは、この引っ張られる腱を圧迫固定して引っ張られにくくすることで、痛みを押さえます。

一般的に片手バックハンドで肘の外側を痛めることが多いですが、サーブやトップスピンを多用しますと肘の内側を痛めることが多いです。

スピン量がテニスのプロの中でも特に多い、BIG3のラファエル・ナダル選手も強靭な肉体をもっていますが、ウィンドミルと呼ばれる、ラケットを身体の低い位置から急激に頭の上へ振り上げてフィニッシュをとる打ち方で、近年は肘や関節の故障に悩まされています。

いくら強靭な筋肉を持っていたとしても、過度な使いすぎはテニス肘を誘発するということです。

 

テニス肘の予防と対処方法

筋肉の柔軟性が怪我を防ぐ

テニス肘になってしまった場合の処置や予防は、手首を動かす前腕のストレッチをオススメします。非常にありきたりで普段からやっている方は多いと思いますが本当に有効です。

その際の注意ですが、腱の負担を軽くするためにまずは肘をしっかり曲げましょう。患部に痛みを感じないように注意しながら、少しずつ肘を伸ばしましょう。

また、合わせて肩周りのストレッチを行うと肩と肘の腱の柔軟性が向上し、肘の負担を減らすことができます。

テニス肘にステロイド注射は有効?

テニス肘にステロイド注射は短期的に痛みをとることに関しては非常に効果があります。

しかし予後に関しては痛みが再発しやすいという欠点があります。

理由としては痛みがすぐに取れるために、完治していると勘違いして無理な動きをしてしまうことや、ステロイド自体が直接腱を傷つけている等の理由があります。

病院で見てもらう時にお医者さんによってステロイドを使ったり使わなかったりの判断は、短期的に見ているか長期的に見ているか、患者さんのおかれている環境がどういう状況かなどにより変わるんですね。

一時期ステロイドを打つ=ダメな医者なんて話もありましたが、現在はステロイド使用による予後のデータも多く集まり共有されているので、お医者さんの判断に任せるは決して悪い選択肢ではありません。

 

日常生活で肘の痛みを感じる場合はテーピング

テーピング

ボレーやサービスの時に瞬間的にでる痛み、また日常生活で荷物を持つだけで痛みを感じる場合は、まず肘の痛い部分をピンポイントでテニスエルボー用のサポーターで圧迫、そして写真のように手首の動きを制限するようにサポーターやテーピングも有効です。

痛みが取れた後も、テニスのガットを緩めにし、小指側でグリップを軽く持ち、スピンやドライブなどの回転は手首に頼るのではなく、自然に下から上にスイングが流れる動作を身に着けて、手首の動きは控えめにしましょう。

テニス肘は、柔軟性だけでなくスイングに問題のある事も多いので、ご来院の際に、普段のスイング動画をスマホなどで撮ってお持ちいただければ、怪我をしにくいスイングのアドバイスもいたしますので、ぜひお尋ね下さい。

本当は休むのが一番良いのですが、休めないテニス中毒のお気持ちはよくわかります

 

テニス肘と合わせて併発する腰の痛み

テニス

テニスは激しい身体の動かし方をしますので全体的に怪我は多いのですが、テニス肘と合わせて出やすいのが腰の痛みです。

テニス肘は初心者に多いですが、腰の痛みは中~上級者に多いですね。

テニスはサーブやラリーのたびに身体を反ったり捻ったりします。その時に回し過ぎなど誤った腰の使い方していると負担が蓄積して腰痛になります。

スイングで「腰を回せ」とはよく聞きますが、腰は反りが20度、捻りが5度と実は可動域がとても小さな関節です。ですので腰に回転を強要することはあまり良いことではありません。

ではテニスのスイングは腰以外にはどこの筋肉が動いているのかというと、胸椎(肩甲骨の辺り)や股関節になります。

猫背やデスクワークなどで肩周りや股関節の動きが悪くなっていると、腰の関節が動きを代償して痛めやすくなります。

 

坐骨神経痛
ぎっくり腰の原因と予防方法突然やってくるぎっくり腰、いざなってみると対応方法がわかりませんという方向けに、色々な改善方法を解説します。冷やすのか温めるのか?どうやってストレッチをするのかなど詳しく解説しています。...

テニスの腰痛予防に効果的なのは胸のストレッチ

腰は体幹を安定させるためにも動きを最小限にしたいので、テニスにはまず胸椎(きょうつい)のストレッチがオススメです。

また胸椎の動きが良くなると胸が開けるようになって、手首を返すような動きを抑えることができるので、テニス肘の対策にも効果的です。

胸を開くストレッチ

1.右向きに寝て 左膝をしっかり曲げて右手で押さえます。
2.1時の方向にカラダを開いていきます。左手は床につかなくても大丈夫です
3.限界のところで呼吸を止めずに背中を床に近づけるように力を入れます。

テニスのスイングが良くなる胸椎のストレッチ

おヘソが回らないように注意しましょう。
頭と膝の下にクッションを入れましょう
指先を目線で追っていきましょう

テニスエルボーの予防と対処方法 まとめ

若い頃はシングルスでバリバリ打っていても、30代もすぎるとほとんどの方がダブルスに移行するかと思いますが、タブルスになると、とたんに足を動かさなくなる方が大半です。

ダブルスでも足をしっかり使ってきちんと球の後ろにはいり、無理な態勢で打たない事を心がけますと、結果として良い球が打てるようになり、テニスエルボーなどの故障も減ります。

ストレッチ+良い姿勢で打つことを心かげて、テニスを長く楽しめるようにしましょう。

りんご治療院では慢性化したテニス肘や腰の痛みを針・鍼灸・トレーニング・サポーターなどを使い、複合的に患者さんの症状にアプローチします。

テニスのレベルをもう位置段階引き上げたい方、怪我をする前のレベルまでの復帰を目指している方、健康維持が目的の方、それぞれの目的にあった治療方針をご提案しますのでぜひお問い合わせください。

 

名古屋市名東区のりんご治療院

りんご治療院へ電話↑スマホからだとクリックで電話がかけられます