スポーツ機能改善

【モーグル】コブの吸収と安定したポジションで滑るコツ

モーグル

こんにちは、実は元モーグル選手だった名東区のりんご治療院院長の奥村です。

先日は、久しぶりにコブを滑りました。
ブランクがありましたが、とても楽しく新鮮な感覚でした。

20年前は選手でしたので、筋肉アップのトレーニングをしていました。
しかし今は筋肉も落ちているので、身体に優しい滑りを心がけました。

そこでコブの吸収やポジションに気づきましたので、分析してみたいと思います。

 

安定してコブを滑るには吸収が重要

モーグル

モーグルを初めてみたのは1994年のリレハンメルオリンピック
その時に金メダルを獲ったジャン=リュック・ブラッサール選手は衝撃的でした。

彼の膝の動きは まさにサスペンション。

「コブは友達」と言うほど、彼は雪面コンタクトして吸収する滑りをします。

選手時代は彼の滑りに憧れ練習しました。
しかしスピードが上がるにつれ、吸収動作は浅くなりました。

深い吸収をすると、どんどん身体が遅れてしまうからです。

 

コブを深く吸収しても体が遅れないためには

スピードが上がると自発的に吸収することは難しくなります。
吸収を深くするためにはお尻周りの筋肉の柔軟性を高めましょう。

**お尻の柔軟性と膝の吸収を試してみましょう**
1.立ち上がって膝の吸収動作をしてみてください。
2.次にお尻の肉をつかんで筋肉が伸び縮みしない状態にしてやってみてください。
膝の吸収幅が少なくなることが体感できると思います。
お尻の筋肉参照:日経ヘルスより

さらにお尻の筋肉の柔軟性は下記のような2つのメリットがあります。

1.雪面コンタクトできる

昔遊んだパチンコも、ゴムを伸ばすほど勢いよく石が飛びますよね。
筋肉はゴムの様な性質があり、勢いよく伸ばすと 強く早く 戻ります。<※伸張反射>

つまりコブから受ける力によってお尻の筋肉が伸ばされた場合は、脚を早く伸ばせるのです。
ポイントはコブから衝撃を受ける直前にお尻の力を抜いておくことです。

伸縮反応参照:昔遊びの国より

伸張反射の特徴は反応が早いことです。

自分から意識的に動かした場合は、筋肉の伸びを感知すると脳まで到達して筋肉が動きます。
しかし受動的に動かされた場合は、脊髄までを往復するだけで筋肉が動きます。
これは脚気の検査で、軽く曲げた膝下を叩くと膝が伸びる反射と同じです。
意識して力で伸ばすより反応が早いですよね!

2.骨盤が安定して、腰を痛めにくくなる

最大限に吸収したときは体操座りのような状態になります。
座った姿勢はお尻の筋肉の柔軟性がないと骨盤が後傾してしまいます。

すると背中が丸まって衝撃に弱くなるので上体が潰れます。
また腰の筋肉が引っ張られてしまい、腰を痛めやすくなります。

ポイントは胸を誰かに引っ張られるように前に出すと骨盤を前傾することができます。

お尻の筋肉左はしっかりとお尻の筋肉が伸びているので、吸収が深くても無理がありません。しかし右はお尻の筋肉の伸びが少ないので骨盤が後傾しています。

 

ジムに通わなくても、ストレッチなら自宅でできます。
柔らかくなるまでは ある程度時間がかかります。

来季に向けて動きやすい状態になるようにオフトレしましょう。

お尻のストレッチは動画を参照してください

 

コブで体が遅れないポジションのコツは

身体が遅れないようするためには様々なイメージがあります。
コブは激しい運動なので、シンプルなイメージが良いです。
足首をしっかりと曲げることを意識します。

モーグル足首が曲がらないので上体が折れてしまい吸収が深くできません。

足首が曲げられないとスキーに置いていかれます。
特に雪面コンタクトをするために足首を伸ばしてトップを先落としする操作はダメです。

 

**足首とポジションの関係を試してみましょう**
1.滑るポジションをとり、足裏全体でしっかり立ちます。
2.つま先立ちにならないようにして、トップを下げようと足首を伸ばしてみましょう。
身体全体の重心が後ろに移動することが体感できると思います。
3.カカト立ちにならないようにして、つま先を膝に近づけるように足首を曲げてみましょう。
身体全体の重心が前に移動することが体感できると思います。

 

足首をしっかり曲げて、踵の上にお尻があるポジション
もしくは、膝の上に胸があるポジションを意識します。
もちろん整地の方が意識しやすいので試してみてください。

モーグルしっかりと足首が曲がると吸収が深くなっても置いていかれない

途中でコースアウトしてます。38歳なので大目に見てください(笑)

 

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ABOUT ME
りんご治療院 院長 奥村
鍼灸整体師  元プロスキーヤーの経歴を持っています。人間の動作を追求し、怪我の予防、動作改善、リハビリなど幅広く対応可能です。 厚生労働大臣認定国家資格 はり師 第148037号 きゅう師 第147801号 FMS Level Ⅱ(Functional Movement Screen:身体の連動性や癖を評価して動きを改善する) SFMA Level Ⅰ(Selective Functional Movement Assessment:動きから疼痛の原因を評価するテスト)