スポーツ機能改善

体幹トレーニングと柔軟性

体幹トレーニング

こんにちは!名古屋市名東区で鍼灸整体院を営んている奥村です。

皆さんは体幹トレーニングはやっていますか?
プロのアスリートがこぞって取り入れて一時期すごいブームになりましたね。

現在も体幹トレーニングは定番として定着しており、特にゴルフや野球、テニスなど身体の軸を中心として回転するスポーツ、バスケットやサッカー、乗馬やスキーなど不安定な動作の中で身体の位置を保たなければならないスポーツに体幹トレーニングは必須となっています。

体幹トレーニングで筋肉だけを鍛えると・・

体幹を安定させるために 筋力だけで耐えるということは、建物に例えると剛構造です。

剛構造は建物自体が変形しないので地震のときに弱い揺れは耐えられますが、上層階になるほど揺れが大きくなります。

そして限界を超えるほどの強い揺れになると倒れてしまいます。

一方、柔構造は弱い地震でも揺れますが、強い地震でも建物全体が柔らかくたわむことで揺れを吸収して倒壊を防ぎます。
日本古来の五重の塔や最近ではスカイツリーも揺れに抵抗して耐えるのではなく、柔軟に吸収する構造のようです。

つまり体幹を安定させるには筋肉だけでなく、柔軟性も大事だということです。

 

スポーツに大切なのは筋力と柔軟性

ゴルフのスイング
ゴルフのスイングも肩甲骨や股関節の柔軟性が大きい方が背中がリラックスできるので、体幹を安定させてショットすることができます。

もちろん柔軟性が高いほうがスイングアークが大きくなり強い力も出せます。

スポーツのパフォーマンスを高めたい方は筋力を強くするだけでなく、「時に強く、時にしなやかに」を目指して柔軟体操も併せて行いましょう

 

https://ringochiryoin.com/sport/golfbackpain/

筋肉が固くなりにくい体幹トレーニング方法

筋肉の増強や安定を目的としたトレーニングばかりをおこなうと、筋肉は固くなってしまいます。

そこで柔軟性も取り入れた筋肉のトレーニングがおすすめです。

今回は筋肉を使いながら柔軟性を高めるアクティブストレッチを紹介します。

 

アクティブストレッチとは

筋肉力こぶは二の腕(下側)のアクティブストレッチ

 

アクティブストレッチは、筋肉に力を入れることで裏側の筋肉をストレッチします。
わかりやすい例は、力こぶを作ると二の腕がストレッチされます。

このように2つセットになった筋肉が縮む事と伸びる事で私達の身体は動いているんですね。もし二の腕が緩まなかったら、力こぶを作る邪魔をして肘を曲げることすらできません。

 

アクティブストレッチのメリット

一般的に浸透している20~30秒かけてじっくりと筋肉を伸ばすストレッチは、身体の柔軟性をだすためには有効なストレッチですが、おこなった直後は一時的に伸びきったゴムのように筋力が弱くなるので運動の直前には適さないと言われています。(実際に運動パフォーマンスは落ちるデータがあります)

日本人の多くは運動前にはじっくりストレッチをするように学生時代から教えられてきたので、このデータが発表された時は国内に衝撃が走りました。

一方アクティブストレッチは、協調的な神経の働きで行うストレッチですのでパフォーマンスが落ちません。ですので運動前にもおすすめのストレッチです。スポーツ先進国のアメリカではかなり早くから取り込まれていたストレッチです。

 


サッカーの長友佑都選手の背中や方周りのアクティブストレッチ

 

上記の動画は実践的なアクティブストレッチです。あまりなじみのない動きかもしれませんが、スポーツのパフォーマンスをあげたい方にはぜひおすすめします。

あと身近な例ですと、ヨガもポーズを変えていく時に体幹の安定と柔軟性が必要なので、両方同時に鍛えたい方にはおすすめですよ。

 

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ABOUT ME
りんご治療院 院長 奥村
鍼灸整体師  元プロスキーヤーの経歴を持っています。人間の動作を追求し、怪我の予防、動作改善、リハビリなど幅広く対応可能です。 厚生労働大臣認定国家資格 はり師 第148037号 きゅう師 第147801号 FMS Level Ⅱ(Functional Movement Screen:身体の連動性や癖を評価して動きを改善する) SFMA Level Ⅰ(Selective Functional Movement Assessment:動きから疼痛の原因を評価するテスト)